| 新ガイドラインとは? 又、これまでの「心肺蘇生法の指針」との関連性は? |
AEDの使用を含む救急心肺蘇生の手順や指針については、その時点までに蓄積された臨床治験などを元に、国際的な学術団体等によって定期的に見直されています。日本国内で2004年に非医療従事者がAEDを使えるようになったときは、国際蘇生連絡協議会、アメリカ心臓協会(AHA)などが中心となって2000年に制定された救急心肺蘇生に関する国際的な指針(通称 ガイドライン2000)に従いました。
2005年11月末にこの見直しがAHA等によって発表され、日本でも関連する学会や救急医療財団により、「新ガイドライン(日本版ガイドライン2005)」が我が国の実情を加味した形で2006年春に制定されました。
新ガイドライン(ガイドライン2005)は、これまでのガイドライン2000を否定する訳ではありませんが、この5年間に明らかになったいくつかの発見を元に、より効果的な心肺蘇生が行えるように工夫されています。 |
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| 主な変更・追加点は? |
心肺蘇生法(胸骨圧迫心臓マッサージと人工呼吸)の重要性が再認識され、これを最大限確保できるように、AEDの使い方や手順が見直されました。又、これまではAED使用の対象外とされてきた小児(概ね8歳未満又は体重25kg未満)についてもAEDによる除細動の対象とすることが追加されました。
更に、日本版ガイドラインでは、これまで判りにくかったりバラバラだったりした基本的な用語の統一も図られ、一般市民にもわかりやすく、又、学びやすい言葉に変更されました。 |
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| 新ガイドラインじゃないといけないの? |
心肺蘇生のガイドラインが新しくなったからといって、これまでの方法が否定されたわけではありません。あくまでも指針であって、新しいガイドライン適用を強制する法的拘束力もありません。しかし、新たにAEDを配備する、心肺蘇生法のトレーニングを受ける際には、これまでの臨床的な知見を元に一層の改善が加えられたガイドライン2005が望ましいでしょう。
日本国内には、既に数万台のガイドライン2000に準拠したAEDがさまざまな場所に配備されております。もしもあなたが突然心停止の患者に遭遇した時、目の前に有るAEDがどちらのガイドラインに準拠した物か判らなくても、迷わずAEDが音声で指示するとおりに操作して下さい。 |
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| 蘇生手順の主な変更点 |
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| 1.心肺蘇生法 |
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胸骨圧迫心臓マッサージと人工呼吸との比率を15:2から30:2へ。又、心肺蘇生法の継続時間をこれまでの60秒から120秒へ変更。更に、人工呼吸については胸の上がり方を、また、胸骨圧迫では圧迫解除の様子を確認させるなど、より効果的な心肺蘇生法を行えるような指導になりました。 |
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| 2.循環のサイン |
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循環のサインは確認せず、1回電気ショックを行う度に直ちに胸骨圧迫と人工呼吸を行うように変更されました。心電図の再確認は120秒間の心肺蘇生法が終わってからAEDが自動的に行います。 |
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| 小児(概ね1歳〜8歳まで)へのAED使用 |
| 小児用電極のページはこちらです。 |
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| 小児にもAEDを積極的に使用することが追記されました。この際には、出来る限り専用の小児用電極を使用することが望ましいが、無ければ成人用の電極でも良いとされています。 |
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| 新ガイドラインに沿った心肺蘇生の手順例:主に市民が行うBLS |
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