AEDも認知度が高まり、現在普及が広がっていますが、購入にあたってどのようなポイントが重要になるか、何を比較すればいいかを皆様にご紹介致します。3つのポイントを押さえて、ご自身・環境にフィットしたAEDをご購入することが、人命救助の第一歩につながります。

自動体外式除細動器(AED)は、電気ショックを送るための電気を蓄える本体はもちろんのこと、患者さんの心電図を測定するためのパッドと、駆動源である使い捨てのリチウム電池が基本的な消耗品として構成されています。一般的には、すべての消耗品が本体購入と同時にセットされていることが多いのですが、中には別途購入しなければならない機種もありますので、本体を購入時には取り巻く消耗品がセットされているかどうかを確認することが重要です。消耗品に加えて、AEDを保護するソフトケースや人工呼吸用のマスク、ハサミなどのアクセサリーが含まれていることのチェックも必要不可欠です。同じ30万~40万円くらいの装置を購入しても、取り巻きの付属品(消耗品・アクセサリー)が不足していては、後々思わぬ出費となってしまいます。
たいていのAEDは、セルフテスト(毎日/週次/月次)を行う機能を有しており、電極パッド及びバッテリの消耗があるかどうかをチェックしています。もし、仮に消耗があった場合は、購入のお客様ですと、お客様側で電極パッド及びバッテリを交換していただく必要があります。つまり、お客様側に手間がかかるので、電極パッド及びバッテリがどれくらいの寿命のものを利用しているAEDなのかをチェックすることが重要です。バッテリ寿命とコストのバランスを比較してみるのも良いでしょう。電極パッドとバッテリの寿命が異なる場合が多いので、メンテナンスの手間を考えると同時に交換できるタイプを選択するのも一つの方法です。
AEDは、音声ガイダンスだけで使用者に手順を説明するだけでなく、心電図や音声ガイダンスと同一の内容を画面に表示したりする機種もあります。大きな歓声や騒音が激しい工事現場等での使用や、聴覚障害をお持ちの方がご使用される頻度が高い場合は、音声ガイダンスだけではなく、画面表示機能を選択することも可能です。お客様の使用状況に合わせて機種を選択していくことがポイントです。
機種によっては、ON/OFFスイッチを押して蓋を開けるタイプと、蓋を開けずにそのまま電源投入できるタイプがあります。蓋を開けるタイプですとスイッチを不必要に投入されるリスクも少ないですし、電極パッドを蓋の中に接続収納しておくことが可能なので、咄嗟の判断のときに迷うことなく電極パッドを貼ることができる工夫が施されています。画面表示ができるタイプですと、そのまま電源投入ボタンを押すものが多いとされています。
メーカーや機種によって音声ガイダンスの内容や表現、話すスピードが異なります。緊迫している状況や、咄嗟の判断が必要となれる救急医療機器であるため使用者の知識レベルや熟練度に応じて選択することが重要です。初めて利用する場合には、比較的ゆっくり、はっきりと話すガイダンスが好まれる傾向があります
5年に1回見直される心配蘇生法の国際的ガイドラインに準拠して、日本でも最新のガイドラインが作成されます。AEDは心配蘇生法のガイダンスと機器取扱い上のガイダンスとのコンビネーションで使用するため、この最新ガイドラインに対応しているかどうかがポイントです。










































